中国が世界1位の特許出願国であるという名声と異なり、ほとんどの特許の質が低いものと分かった。

25日、人民日報によれば、中国は、去る2011年から特許出願件数において米国を抜いて世界1位の特許出願国となった。経済成長率が高い中国で特許を登録しようとする海外企業が多く、中国政府も速かに特許審査を行うためである。中国において特許申請から特許取得までかかる平均期間は22ヶ月である。日本は29ヶ月と中国よりも長い。

このように、特許出願数は多いが、特許のレベルは高くないものと分かった。

中国特許業界によれば、特許ロイヤルティは、2013年に670億人民元(約10兆9565億ウォン)であって、全体技術市場において9%であった。全体市場の10%とならない。C114は、中国は先端技術特許がほとんどないと報道した。ヨーロッパ、日本、米国において中国が保有した特許は1000件とならない。

特許承認期間が短いほど、特許紛争も多い。中国法院は、2009年から2013年まで3万7660件の特許紛争を取り扱った。

中国政府は、こうした要因を、中国企業が特許をまともに活用していないところにあると明らかにした。政府関係者は、“中国企業の特許活用割合が非常に低い”とし、“立法府は、他社特許を侵害する対応策がある内容を含めた特許法を3年内に改正する計画である”と強調した。

電子新聞  2014/06